ハブクラゲは食べられる!

刺されると死ぬこともある危険なクラゲ「ハブクラゲ」。実はハブクラゲも食べられるって知ってました?

ハブクラゲに危険な毒があるのは触手部分のみ。なので、そこを切り取ってしまえば、問題なく食べることができるんです。(つまり傘の部分ってことです。)


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中華料理の前菜として、クラゲはよく使われていますね。あれは、エチゼンクラゲやビゼンクラゲを塩とミョウバンに漬け込むという作業をします。これを水で戻して、塩抜きしたものを料理に使うわけですが、これはクラゲは生のままだと軟らかくて崩れやすいという理由があるからなんです。でも、崩れやすいことを気にさえしなければ、クラゲは生でも食べることができるんです。

正直な話、ハブクラゲのように毒性のあるクラゲを生で食べるって怖いですよね。真水で洗って湯通しして使うことが多いようですが、単に真水で洗って真水で塩抜きしただけでも、食べられるみたい。

さて、肝心の味ですが、結構おいしいらしく、「柔らかくて違和感なく食べられる」って感想をよく聞きます。やはり、ポン酢や酢味噌など酢の物にあうそう。ただ、冷やした料理のほうがあうようで、熱を加えると、ちょっと磯臭くなってしまうこともあるんだとか。あと、食感が似てるので、タピオカミルクティーのタピオカ代わりに使ったり、ゼリーに混ぜたりっていう風に使ってもおいしいとのこと。

「ハブクラゲを使った料理」の試食会も過去に何度か実施されたこともあるんですよ。開催されたのはホテルだったり、ジャスコだったりですから、信頼できるでしょ?

ハブクラゲを使った「チーズテリーヌ」(石垣シーサイドホテル提供)「べっ甲漬け」(ヴィラフサキリゾート提供)「ハブクラゲと冬瓜のあえ物」(ビーチホテルサンシャイン提供)など三品。 訪れた市民は「えっ、ハブクラゲって食べられるの」と初めはけげんそうな表情をみせていたが、試食してみて「トコロテンみたい」「くせがなくおいしい」と感想を話していた。

引用元:八重山毎日新聞「ハブクラゲの紹介も」

ハブクラゲの料理がなかなか浸透しないのは、やはり「危険」というイメージが強いからってのもあるだろうし、市場に出すほど獲れないからなんでしょうか?ならば、養殖?もしかすると、フグのように養殖物は毒がないなんてことになったりして(笑)

海の危険生物として知られるハブクラゲですけど、沖縄の「食材」として認められて需要が出来たりするると、ハブクラゲの駆除にもつながって、一挙両得となりそうな気もしますが。

 


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やま

沖縄在住40代うちなーんちゅです。沖縄や食べ物に関する話題が多くなると思います。不定期更新ですが、ゆたしく!

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