ダチョウの卵、食べたことありますか?
ま、食べたことある人は、それほど多くはないでしょう。
流通量も、そう多くないしね。
安くもないしね。
それほど、うまいものでもないしね。
実は、このダチョウの卵が、
いま、ものすごく注目を集めていることを知っていますか?
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ダチョウの卵でメタボ解消!?
ダチョウの卵が、何故いま注目を集めているのか?
それは、なんと!
まさに、夢のような物質を、ダチョウの卵から、
大量に作ることが出来たからなんです!
気になりますよね!?
そんな夢の物質とは、何か?
それは、脂肪が多いものを食べても、カロリーが高いものを食べても、
体内に吸収されにくくすることが出来る物質なんですよ!
さっそく年内には、健康食品として発売されるそう。
ダチョウの抗体を利用する
ただ、ダチョウの卵自体に、
そういった効果があるわけではないみたい。
ダチョウの雌に、脂肪や炭水化物を分解する酵素などを投与すると、
消化酵素の働きを阻害する働きをもつ抗体を、ダチョウが持つんだって。
そして、その抗体をもったメスが生んだ卵には、
ダチョウの抗体が、移行されるみたい。
で、ダチョウの卵からその抗体を、
大量に生産することに、成功したということなんだな。
その抗体を、摂取すると、
脂肪や炭水化物を分解する、酵素の働きを抑えることができる。
分解されないと、吸収もされないから、
脂肪や炭水化物は、そのまま体外に排泄されるというわけ。
だから、食べても食べても、太りにくいという、
めちゃくちゃ、奇跡のような物質といえるわけなんだな。
だってさ、ダイエットしていても、
我慢できない時って、あるでしょ?
付き合いで、飲み食いしなければいけない時って、
あるでしょ?
でも、太るの気にしてたりしたら、
全然楽しめないじゃないですか?
そんな時に、この物質をとれば、
太らないっていうんだから、すごいねー。
本当かねー?
糖尿病患者もさ、この物質を摂れば、
血糖値を気にせずに食事をすることが、
できるかもしれないんだってよ!!
糖尿病患者にとっては、涙もんじゃない?
これ。
まだまだ凄い!ダチョウの抗体利用!
ダチョウの卵の抗体利用は、これだけでなくて、
なんでも、同じような方法で、
インフルエンザや、スギ花粉の抗体を取り出す技術というのも、
すでに開発されていて、商品化もされているんだ。
他にもさ、ニキビ予防だったり、アトピーだったり、
応用範囲も広いわけさー。
うわ!儲けるな~!
これ!
でね、ダチョウの卵は、
人類を救うことになるかもしれないとも、言われているわけ。
それは、新型のウイルスに対応できるから。
インフルエンザウイルスの遺伝子がわかれば、
あらかじめ抗体を生成することも可能なんだって。
どういうことかというと、
まだ人間には感染していないんだけど、
鳥の間で流行しているような、
インフルエンザウイルスの抗体も、
あらかじめ作っておけるわけ。
すると、もしもインフルエンザが
人間に感染するように変化した場合にでも、
すぐ対応が出来るということなのだ。
わかる?
これは、ものすごい希望じゃない!?
現在、危険視されている人類に免疫がない「H5N1型」や、
「H7N9型」の抗体も、すでに生成済みらしいんだよね。
ワクチンが、最も有効な予防手段ではあるけれども、
ワクチンしているから安心というのでもないからね。
また、ダチョウの抗体は、熱に強いらしいから、
ダチョウの卵黄をパウダーにしたものを、
料理に使っても問題ないらしいし、使い勝手もよさそう。
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ダチョウの卵はあんまりうまくない…
…しかし、ダチョウの卵黄パウダーって、
味はどうなのよ?
ダチョウの卵の目玉焼きを、
食べたことあるけど、あんまりおいしくないんだよな、あれ。
大きいんだけどさ。
んー、
鶏卵のほうが、ずっとおいしいな。
見た目以上の、大きさ!
1ケで鶏卵の3パック分くらいある!
ダチョウの卵って、超デカいの。
一個、1.5キロくらいあるもんね。
割るのも大変なの。
ダチョウの卵の殻って、結構厚いからさ、
包丁の「あご」の部分で、少しずつ、
殻を割っていくわけさー。
人が乗っても割れないんだぜ。
かたいかたい。
で、やっと出して目玉焼き作ってみたら、
あんまり美味しくないんだよな。
もっと驚きなのがね、
今帰仁村に「沖縄ダチョウランド」ってところがあるんだけど、
そこでダチョウの卵の目玉焼きが食べられるんだけどさー、
めっちゃ高くてさ、一個7000円くらいするわけ。
で、おいしくないんだよ…
(しつこい)
一応、スーパーなんかで、(極)たまに売っているものだと、
1500円くらいから、売っているんだけどさ。
(ネットで買うと、倍くらいする。)
沖縄県国頭郡大宜味村にある、
沖縄ダチョウランドは、なんと!
日本で初めて、ダチョウの飼育に成功したところなのだ。
入場料は500円。
ダチョウロデオもできる。500円
(ただ、乗るだけ。走ったりしないんだけどさ。
テレビで紹介されていた時、アナウンサー乗せて走っていたのに!!)
ダチョウの卵が足りるのか?
ダチョウって、動物の中でも、
これほど生命力のある生物は、
少ないと、言われているわけさー。
怪我や病気にも強いらしく、免疫力も高い。
さらに、平均で60年以上生きるんだってよ。
はー、こりゃ、
ダチョウの卵が狙われるわけだな。
卵一個が超でかくてさ、免疫力が高くて、
卵の抗体は熱に強くて、60年以上生きるってんだからさ。
ちなみに、鶏からとった抗体は1グラム約4億円かかるところ、
ダチョウなら10万円でできるっていうんだから、コストも1/400。
まー、ダチョウの卵を利用する一番の理由は、
このコストなんだろうね。
もしも、新型インフルエンザが出現した後でも、
ダチョウが3000羽もいれば、半年で、
日本の全人口分の抗体が作れるみたい。
だけど、今様々な関連商品が、発売されているからなぁ。
ダチョウの卵、足りるんだろうか?
鳥インフルエンザ用のマスク |
花粉症対策の抗体ミスト |
ダチョウって、世界最大の鳥でしょ。
2メートルくらいだよ。身長。
で、体重も150キロくらいになるんだって。
さらには鳥類には珍しく、ペニスもあって、
めっちゃでかいわけさー!
(関係ないか)
育てる場所も、エサも大変だよ。
一応、農家が捨てている「もやし」をもらって、
餌にしているというけれど、足りるんかねー?
調べてみると、
ダチョウの年間産卵数は、
平均40個くらいみたいなんだよな。
一応、産んだ卵を取り除くと、ダチョウは、
一日おきに卵を1個産むみたいで、
そうすると、年間で100個くらい産んだりするみたい。
それでも、100個…でしょ。
やっぱり、足りるのかなぁ?
でね、そういうところをついているのかな?
今、「ダチョウビジネスに投資しませんか?」
なんていう、新たな詐欺も増えているんだってさ。
んー、新たなる技術へ群がるのは、しょうがないにしても、
除菌グッズのように、胡散臭いビジネスも増えるかもしれないな。
インフルエンザや肥満予防もいいけど、
詐欺手口への抗体も作らないといけないかもねー。
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