ソーキそば「田舎」公設市場近くのおすすめ沖縄そば屋

那覇の公設市場近くにある「田舎」は、「安い早いうまい」の3拍子揃ったお店。混んでいなければ、注文して2分足らずではおいしいソーキそばが390円で食べられる。(以前は350円だったんだけれど、それでも安い)

あっさりとした透明なダシに、平麺。こんなにソーキがのっているのにこの価格。(以前はもっと大きかった気がするけど…)カツオと豚のだしにうまみ調味料が加わって(笑)、見た目からは想像できないうまみを含んだ出汁である。軟骨ソーキも超柔らかく炊かれていてうまい!

田舎沖縄そばや入口付近画像1441860191158

お店の向いには、この前までは天ぷら屋があったんだけれど、久しぶりにいったら串揚げの立ち飲み屋になっていた。公設市場を見学した後、2階で食事を済ませ、ここで一杯ひっかけて、〆に「田舎」でソーキそばを食べる!ってのも面白いかもな。

公設市場近く沖縄そば屋田舎入口写真1441860155322

田舎看板1441860216406

訪れた芸能人をアピールしまくり(笑)この他にもいろいろな芸能人の名前が張られていた。ブラマヨなど吉本芸人ばっかりだけどね。

さて、お店のほうはお世辞にもきれいだとはいえない「田舎」。よく汚い店にこそ美味しいお店があるんだよ、と言われたりもするが、この「田舎」の沖縄そばもまた、美味しい(笑)

さっと入れてさっと食べれる。公設市場近くで時間が無くても、おいしい沖縄そばが食べたいのならここをお勧めします。なんたって今回私はお店に入ってからソーキそばを食べ終わり、店を出るまで5分もかかってないのだから。

じつは「田舎」は、この店以外にも店舗を持っている。この店は公設市場南店だが、「にぎわい広場」近くには公設市場の北店があり、農連市場近くや安謝にも店舗がある。支店は他にもあるらしいけど、あとは知らない(笑)看板に「田舎」と表示されてなかったりするので、系列店だと気がつかないだけなのかもしれない。(例えば農連市場店とか)

南店はソーキそばが390円に値上がりしているけれども、他の支店はまだ値上げしていないところもあるみたい。…ということで農連市場店に久しぶりに食べに行ったんだけれども、満席だわ、臭いわで結局公設市場南店に移動。(農連市場店はタクシーの運転手などにも人気のお店であるということを断っておきます)

※臭いわ…農連市場店がある一帯は、時間帯や風向きによってひどく臭う場合がある。下水の臭いだったり、ひーじゃーを茹でているようなニオイだったり、とても飲食店むきじゃない気もするのである。しかしこのような地域に人気店が連なっていたりするってのが、ディープだろ…沖縄

※農連市場店がある一帯…農連市場だけではなく、古くからある市場関連の施設設備は老朽化している。例えば公設市場や栄町市場などなど。農連市場はもうそろそろなくなるけどね(現在2015.09)


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沖縄の公設市場!珍しい沖縄の魚を食べたいのならば!

国際通り近くにある、那覇市民の台所とも呼ばれる公設市場で、
沖縄の珍しい魚を食べてみようと、計画を立てている方!

ちょっと待たれぃ!

沖縄の魚

沖縄の魚には、ちょー詳しいこの私が、
あなたにとっておきの、お勧めを教えて進ぜようぞ!

これを見てから、公設市場には向かいなさい。

基本「珍しい」を基準として、ご紹介します。


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ちなみに、公設市場は特別安いわけじゃない。

だから、沖縄の魚を食べたいだけならば、
特に公設市場に行く必要はないのだ。

ただ、食肉を含め、珍しい食材が並んでいるから、
公設市場の雰囲気を楽しむのもいいんじゃないかな。

観光客の反応が高い魚は?

公設市場で、一番観光客の反応がいい魚は、
やっぱり「イラブチャー」だ。

イラブチャー アオブダイ

イラブチャーは、和名はアオブダイというが、
だいたいのブダイの仲間を、イラブチャーと言っても、通じる。

青い魚!きれい!

などと観光客の声が、聞こえてくる。

「あ、これ、昨日の美ら海水族館で泳いでたやつだ!食えるの!?」

なんていう声も多い。

イラブチャーは、刺身でも食べられる。
沖縄では、酢味噌和えにすることが多い。

イラブチャーに限らず、カラフルな沖縄の魚は、
刺身で食べるのならば、ぜひ皮付きで食べたい。

刺身にした時の、見た目が綺麗だからね。

ちなみに、公設市場の食堂では、
イラブチャーは、塩焼き、バター焼き、から揚げ、
煮つけ、あんかけ、ネギ生姜炒めなどに料理してくれる。

多少のくせはあるんだけれども、
味が淡白な分、どんな料理にでも合う。

特に、あんかけや、ネギ生姜いためにすると、
くせは全く気にならない。

 

グルクン県魚

グルクンから揚げ

沖縄の県魚であるグルクン(たかさご)は、から揚げがおすすめ!
頭から骨まで食べられる。

(実は、このグルクンの唐揚げを、
味噌汁にすると、これがまた旨いんだな!)

釣りたてのグルクンは刺身も、おいしいんだけど、
グルクンは弱るのも早いから、市場ではから揚げか、
塩焼きが無難。

アバサーはりせんぼん

これはアバサー
「アバサー」とは「はりせんぼん」のこと。

普通市場では、
アバサーは、皮をむかれて売られているので、
これを見て、歓声をあげる観光客親子も多い。

アバサーは、刺身では食べられないが、
フグのように毒はない

から揚げや、汁にする。

特に、肝を入れたアバサー汁は、
独特の風味があって、面白いかもしれない。

沖縄の三大高級魚

あかじんミーバイと赤マチ

沖縄の3大高級魚は、

     

  • あかじんミーバイ
  • 赤マチ
  • マクブー

 
写真手前があかじんミーバイ
その次が、赤マチだ。

あかじんミーバイ(すじあら)も、
赤マチ(ハマダイ)も、マクブー(シロクラベラ)も、
刺身にして、うまいんだな、これが!

ミーバイとは、ハタのことを指す。

ミーバイの中でも、「赤仁(あかじん)ミーバイ」は、
特に最高級とされる。

汁や、煮つけなど、どんな料理でも美味しい魚だ。

ちなみに、黒くても「赤仁ミーバイ」だったりするので、
赤くなくても、騙されているのではないかと、心配しないように。

マクブ

これがマクブー。

マクブーは、あかじんや赤マチよりも、
市場に出回る数は少ない。

もしかすると沖縄で食べたことある人も、
少ないかもしれない。

見た目は、イラブチャーと似ているのだが、
(似ていないと思うのだが、似ているとよく言われるので…)

刺身で食べると、イラブチャーは少しくせがあるが、
マクブーには、くせがない

刺身にしてもおいしい上品な味だ。

マクブも、皮を霜降りにして刺身にするといい。
(焼き霜、湯霜どちらでもよい)


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貝類

夜光貝 公設市場にて

「見てみて!大きい、さざえ!」

なんて、勘違いしている観光客もいたりするが、
これは、夜光貝という貝。

発光するわけではないが、貝殻が、
月光に反射して、光って見えるため、
夜光貝というようだ。

(この夜光貝の貝殻だけを買いに来る人もいる。)

味や食感は、
アワビとサザエの中間といったところか。

時価なので、タイミングにもよるが、
キロ当たり¥3500~¥4500くらいかな。

大きさも、こぶしより大きいものが多く、
安くはない。

市場の魚屋では、半分を刺身にして、
半分をニンニクバター炒めにすることを、
勧められることが多い。

公設市場の魚屋に並んでいる貝で、
一番目立っているのが、この夜光貝。

可愛い女の子が、顔を近づけて覗いていると…
夜光貝が、ビュ!!って、潮を吹くことも多いw 

その他には、しゃこ貝や、タカセ貝、
ティラジャーなどが代表的な貝だろう。

時期によって、並ばないものもあるが、
どの貝も値段を別にすれば、うまいし、
話のネタになるだろう。

海老類

公設市場に並ぶ海老類の、代表的なものは、
イセエビ(沖縄でもイセエビが取れるのです。)、
セミ海老、うちわ海老など。

公設市場魚屋海老

だいたいは、半分は刺身、
半分は味噌汁として、勧められることが多い。

ちなみに、海老の刺身を買う時には、
少々高くとも、生きている海老を買った方がいい。

たまに、「あがり」と呼ばれる、
死んだイセエビを冷凍して、
販売していることがあるが、

安い分、味は落ちるし、
肉の色が悪くなっているところを、
外すために、刺身として食べるところが少なく、

(外したところは、捨てるわけではなく、みそ汁に使います。)

結果、高く当たってしまうのだ。
せっかく食べるのなら、うまいものを食べよう。

なぜか、冷凍の大きなウシ海老(ブラックタイガーのこと)も、
市場の何処の店にもならんでいるのだが、
沖縄のものでもないのに、これが売れるのも不思議。

カニ類

ガサミ公設

あとは、カニだったら、アサヒガニやガサミ

どちらも、ボイル、汁、チリソース
なんかを勧められるはず。

たまにお子さんが、ガサミを指で触っていたりするけど、
縛られていても、挟まれるから触らない方がいい。

かなり危ないからね。

(^_^;)

2014yashigani8
画像:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%83%8B

ヤシガニなんて、超珍しいんじゃない?
沖縄でも、ヤシガニを食べたことない人は多いから。

ヤシガニは、ボイルして、ミソがうまいんだよなぁ。

高いけど、動画や写真なんてとったら、
話のネタにもなるでしょ~w
ぜったい。

ただし、ヤシガニはものすごい力なので、
かなり注意が必要。挟まれたらおわりだからね。

箱に入れられて販売されているんだけど、
箱から出さずに、撮影した方が安全。
 

その他まとめ

あと、珍しいのはダルマオコゼという、猛毒を持つ魚。

ダルマオコゼ沖縄

見た目と違って、
刺身にしても、から揚げにしても、超美味しい。

うーん、あとは沖縄県産のもずくかな。

他には、海ぶどうとかね。

あ、魚屋で刺身の盛り合わせを買うと、
だいたいどこも、海ぶどうをサービスしてくれるよ。

個人的なお勧めは、沖縄のウニ。

島うに」と呼ばれるが、
これは北海道のウニにも負けないうまさ。

時期的に食べられる期間は、短いんだけど、
タイミングよく売られていたら、
騙されたと思って、ぜひ味わってほしい。

ただし、魚屋でウニが売られていたら、
県産のものか、ちゃんと確認してね。

冷凍の外国産のウニの場合もあるから。

最後に!!

公設市場のおねえちゃんたち(?)は、
かなり強引でたくましいから、負けないようにね!!


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牧志公設市場の食堂で食べる!料金とか知っておきたいこと!

那覇市の中心、国際通りの近くに、
地元の人たちはもちろん、
観光客にも人気の市場がある。

それは「那覇市第一牧志公設市場」。

ここには、沖縄ならではの食材がそろっており、
那覇の胃袋や、那覇市民の台所とも、呼ばれている。

看板市場本通り

国際通りの横にある「市場本通り」。
その中心にあるのが、那覇市第一牧志公設市場。

那覇市の市場平和通から

公設市場入口

入り口からは、わからないのだけれど、
公設市場は、3階建ての建物になっている。

(ただし、利用できるのは2階まで)

その一階は、食肉や魚介類、
さまざまな食材などが並ぶ市場だ。

公設市場魚屋

食肉売り場

で、二階には10程度の食堂が並ぶ。

食堂は準備中

写真は、準備中の時間帯なので、客はいないが、
食事タイムになると、かなり混雑する。

見るとわかるように、食堂には壁も扉もない。

しかし、店と店の間には、
見えないボーダーラインがあるのである。


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公設市場と食堂のシステム

実は、この公設市場では、
一階で購入した食材を二階にもっていくと、
それを調理してくれるのだ。

これが、公設市場の「観光客」向けの特徴的なシステム。

観光客向け?
地元の人は、食べないの?

って思うかもしれない。
まぁ、正直食べる人は少ないよね。

一階の市場は利用するけれど、
二階の食堂を、地元の人が利用することは、少ない。

食堂の値段も、特に安いわけではないし、
市場で買ったものは、家で調理するからね。

もしも、一階で購入した食材を調理してもらうのならば、
調理手数料が発生するので、覚えておこう。

一階で商品の支払いをした後、
二階で調理手数料として、料金を支払わなければならないのだ。

その調理手数料は、目安としては、
3品調理で、1人あたり¥500

1品増えるごとに、¥100プラスされていく…
というのが、基本的な目安。

詳しくは、店の人に聞いてほしい。

もちろん、刺身盛り合わせの場合には、
調理手数料はかからない。

ただし、

刺身だけの場合には、手数料はかからないんだけれど、
その代り、食堂で何か注文しなければならない

そりゃあ、そうだ。

刺身だけ食べられた日には、食堂側からすれば、
無料で席を使わせることになるのだからね…

アルコールなどの、飲み物だけの注文でもオッケーだ。
とにかく、何か注文しなければならない。

豚サングラス


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食堂から先に決めるのもいいかも!?

基本的に、お客さんは自分が好きな食堂で、
購入した食材を調理してもらうことが出来る。

しかし、(特に魚だが)市場で食材を購入すると、
その店の人が、二階食堂まで案内してくれるのだが、
その場合には、店の都合で連れていかれることもある。

だから、もしも食べに行きたい食堂があるのならば、
(たいして、どこも変わらないんだけれども…)
それを予め、下で伝えておくことだ。

逆に、二階で食べる食堂を先に決めてから、
下の階で買い物をする手もありだ。

特に、晩御飯時間になると、食堂が相当混む。
30分以上待つこともあるのだ。

席に着いたとしても、それから注文して、調理となると、
さらに時間がかかることとなる。

さらに、21時15分には建物自体が閉まってしまうため、
予約していたのに、結局食べられなかったりすることもあるのだ。

市場で魚屋を回る際には…

魚屋で買い物する際には、声をかけられても、
一通り店を一巡してから決めよう

あまり、大きな声では言えないが、
やはり、品揃えが充実したところと、
そうでないところがあるからだ。

沖縄に関わらずどこもそうだが、
市場の人間は、勧誘に慣れている。

気が弱い人は、断りきれなくって、
あとから、あー、あそこで買えばよかった…
なんてことにも、なりかねないからだ。

人気の食堂ってある?

席数が多いのは、「道頓堀」という食堂。

ここは、エスカレーターから降りて、
目の前なので、一番混む店でもある。

二階の食堂の中には、
下からの食材の持ち上げ調理を、
受けないという店もある。

そういったお店には、
一階からのお客誘導も少ないため、
どうしても客入りは少なくなる。

私の知っている限りでは、
エスカレーター登って正面の店と、
その反対側に位置する4店は、
下からの食材の持ち上げを、受け付けていない。

だから、他と比べると、
あきらかに客の入りは少ない。

もしも、並んだりするのが嫌で、
下で魚を購入しないのならば、
それらの食堂に行くという手もある。

観光客は中国人多し!

最近の公設市場の観光客は、
中国人の割合が、非常に高い。

だから、市場の販売員も、
二階の食堂のスタッフも、
英語や中国語を話せる人が多い。

そうじゃないと、客が取れないのだ。

また中国人やベトナム、台湾人など、
アジア人がバイトをしている店も多い。

魚屋も、購入者が中国人だった場合は、
中国人が働いている店に回すので、

中心メンバーに、中国人スタッフのいる、
つばめ」や「きらく」などといった店は、混みがちだ。

エスカレーターから、一番遠い食堂「がんじゅう堂」は、
場所的に客入りが少ないので、他が混んでいたら、
一度、少し離れたがんじゅう堂を確認してみよう。

公設市場おすすめの食べ方

調理手数料をかけたくないのであれば、私のお勧めとしては、
沖縄の珍しい魚を、刺身盛り合わせにしてもらって、
調理手数料料をかけずに、上の食堂で、食べたいもの注文することだ。

二階食堂メニュー

つまり、食堂で沖縄そばや、チャンプルーなどを注文し、
下の魚屋から、刺身を購入するパターンだ。

それならば、料理手数料はかからないので、
そこまでは高くならない。

また二階食堂にも、
沖縄ならではの珍しいメニューなどが並ぶ。

例えば、いらぶー汁(ウミヘビの汁)や、山羊汁など、
沖縄の普通の食堂には並んでいないような、メニューもあるのだ。

メニューも、選ぶのに迷ってしまうほどの数が並ぶ。

つまみになる料理も、多いので、
一杯ひっかけるのも、いい。

どうせ、公設市場を見学するのならば、

アジアちっくで、カオスな市場内の食堂を、
一度は経験してみては、いかがかな?

那覇市第一牧志公設市場データ

〒900-0014
沖縄県那覇市松尾2-10-1
電話 098-867-6560
営業時間 08:00~20:00

■休日
毎月第4日曜日
(12月は除く)
正月、旧正月、旧盆
※各店舗の定休日もあり

■アクセス
・空港より車で約10分
・モノレール『美栄橋駅』より徒歩約10分

■駐車場
市場の専用駐車場はありませんが、
浮島通りなど、周辺には、
有料駐車場があります。


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