シャコガイ|食べたことある?沖縄の美味い貝

沖縄のおいしい貝のひとつが、「しゃこ貝」。

しゃこ貝殻から取り出した身正直、このシャコ貝はそれほど新鮮じゃないです。すみません。

貝から取り出した身。食べるところは、 外套膜と貝柱の部分。貝柱はわりあいさっぱりとした味だが、外套膜の味は深い。どんな貝よりも深いと思う。

そして、「とーふ」とも呼ばれる「シャコガイの肝」。これがまたうまいんだ。「とーふ」食わなきゃシャコ貝のうまさは半分くらいしかわからないだろう…って言っていいくらいにね。きっと。

沖縄ではシャコガイのことを「海のほーみ」と呼んだりもする。「ほーみ」とは方言で女性器のこと。まぁ、貝って結構いやらしい形をしているものも多いと思うんだけど、シャコ貝はまさに「ほーみ」(笑)。

うーみのほーみ シャコガイ

写真真ん中が外套膜。いやらしい。右は貝柱。左は肝(とーふ)。

シャコガイを開ける際には、挟まれると危険なので気をつけて扱うことが大切。口を開けている瞬間にナイフなどを使って、素早く貝柱を切るのがコツ。固く閉まっている場合には裏から貝柱をきることもできる。

しゃこ貝裏側
しゃこ貝の裏側。この穴からナイフなどを差し込み貝柱を切ることもできる。

ぬめりはほとんどないが、気になるなら軽く塩もみするといい。

シャコガイは生で!

基本的にはシャコ貝は刺身で食べる。コリコリした歯ごたえと、磯の香りがたまりません。きっと貝好きにはたまらないはず。シャコガイの寿司もうまいんだこれが。シークァーサーを絞りかけて食べるのもいい。

小さなシャコガイは1個分の外套膜を使い、大きなシャコガイの外套膜は固いのでスライスして寿司ネタにして握る。あるいはぶつ切りにして軍艦にしても。

shakogai-sushi

シャコガイ刺身以外の食べ方

シャコガイはなんといっても生で食うのが一番なわけです。が、それ以外にも食べ方はあります。

シャコ貝を澄まし汁にする人もいるわけ。なんでも、シャコ貝のすましは目にいいらしい。でも正直、しゃこ貝のすましは個人的にはそれほどうまいもんだとは思わないんだよなー。体には良さそうだけど。みそ汁にしても美味いっていう人もいるけどね。ダシの取り方が違うのだろうか…

シャコガイの塩漬けもおいしい。瓶詰にして売られてもいるけど、結構高いんだよね。シャコガイ自体が安くはないからね。殻の重量に比べると、可食部分はわずか。なので瓶詰にするほどの量となると、それなりの金額となるわけです。酒のあてにもなる珍味です。

シャコガイを「とうふよう」あるいは、その漬け汁で和えてもおいしいです。酢の物にしてももちろんグッド。バター焼きにしてもうまい。シャコガイは熱を通すと堅くなるので、さっと火を入れるといい。フライパンにバターを熱し、ヒモと貝柱をソテーして仕上がりにしょうゆをたらーっ。まあ、かなり贅沢な食べ方ですけどね。

シャコガイはどこで買えるのか

たくさんのシャコガイ

スーパーの鮮魚コーナーで売っていることもあるけれど、常にシャコガイを扱っているというところはないだろう。というか、シャコガイを扱っているところ自体が少ない。

そして、居酒屋や割烹、寿司屋でも、シャコガイを扱っているとは限らないので、どうしても食べたいのならば電話して確認してからのほうがいいだろう。

それでは、シャコガイはいったいどこで買えるのか。「泊いゆまち」や「牧志公設市場」なら、確実に手に入る。お店の人に頼めば、身を取り出してくれるし、貝の開け方を教えてもらうのも面白い。

ただし、残念ながらシャコガイには禁漁時期が設けられている。しかもそれは、観光客の多い6月から8月の間なのだ。

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まとめ

貝好きなら、沖縄に訪れた際には是非食べてほしいのが「しゃこがい」。そしてそのシャコガイの肝。絶対うまいんだから。忘れなくなること間違いありませんよ!!


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