ソーメンチャンプルー!くっつかないで作る5つのコツ!と裏技!

そうめんを炒めるという
沖縄独特の調理法で作る
ソーメンチャンプルー」。

ソーメンタシャー
ともいいます。

ちなみに個人的な見解では、
ソーメンタシャーの方が正しいと思います。

ただ、ソーメンチャンプルーのほうがとおりがいいと
思うので、ここではソーメンチャンプルーと書きます。


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チャンプルーの定義とは?

ソーメンチャンプルーは、
沖縄の家庭料理の定番のひとつです。

シーチキンなどの缶詰と、ソーメンがあれば作れるということで、
台風の時など、非常時の定番メニューとしても食べられています。
 

もしかすると、中華のビーフンを
参考にしたのかもしれませんが、
そうめんを炒めて食べるというのは、
沖縄独特の食文化だと言えるでしょう。
 

ソーメンチャンプルーは、
「ソーメンタシャー」の他にも
そーめんぷっとぅるー」と呼ぶ場合もあります。

これは、めんがさらさらとしていなく、
まさに見た目が「ぷっとぅるー」としているものです。

(伝わるかなぁ)

安物のそうめんを使うと、
このような状態になったりします。

個人的なイメージとしては、茹ですぎて
失敗したソーメンチャンプルーという感じなんですが、
なかには、この「ぷっとぅるー」を好む人もいるんですよね。

ソーメンチャンプルーをくっつかないで作る5つのポイント

よく食べられているとはいえ、なかなか上手に
ソーメンチャンプルーを作れないという方も多いようです。

その最大の原因は、炒めている間に
麺がくっついてしまうということでしょう。たぶん。

なので、ソーメンチャンプルーをくっつかずに作る
5つのポイントを教えちゃいますよ。

ま、いたって普通といえば普通なんですが、
普通なことをきちんとやれば、うまくいきますよ!

麺がくっつかない5つのポイント!
  1. 麺を表示時間よりも短く茹でる!
  2. 茹でた後は流水で洗う!
  3. しっかり水を切る!
  4. 油をまぶす!
  5. 炒めるのはサッと!

 
麺を茹でるときには、炒めることも考えて、
袋に表示されている時間よりも短めに茹でます。

普通に茹でると、「ぷっとぅるー」になります(笑)

で、茹で上がったらザルにあげ、
流水で洗います。

  • ぬめりを軽く流す
  • 麺を冷ます

 

という目的です。

 

ソーメンチャンプルーをくっつかないで作るコツ

ぬめりが強いと、くっつく原因になりますし、
そうめんのモノにもよりますが、出来上がりが
アブラ臭さを感じるものになってしまう場合があります。

冷やすのは、それ以上麺が茹でらないように
するわけですね。「ぷっとぅるー」にならないように。
 

そうめんを洗う時は、流水をあてて
少し冷めてから、手で洗うようにしてください。

これは、火傷をしないように(笑)
ということもありますが、
熱いうちに直接手で麺にさわると、
手のにおいなどが移ったりするからです。

ま、炒めますので、
そこまで気にしなくてもいいんですけど。

 

そして、ザルの中でぎゅっとして、
ソーメンの水けをしっかりと切ります。

そのまま放置しないでくださいね。
くっついてしまいますよ。

 
ぎゅっと水けを切った後は、
シーチキンをそうめんに絡めておきます。
これはシーチキンの油ごとです。

(油の量は調整してね。)

油を絡めておくことで、炒めている最中に
くっつきにくくなるわけですね。

また、シーチキンの油によって、
おいしくもなります。

ですから、ソーメンチャンプルーを作る際には
油の入っているシーチキンを使用してください。

シーチキンを使わない場合は、
サラダ油やごま油を麺にまぶしてください。

茹でる際に、お湯に油を少し垂らす人もいますよ。
 
 

シーチキンをそうめんと混ぜる際に、
味を入れちゃう人もいます。

フライパンで炒めるときは、
スピード勝負ですから、
素早く味を決めなければなりません。

ニラなどとともに、フライパンで炒めますが、
麺は温まる程度でいいんですよ。さっとです。

(中には炒めるのではなく、ただ混ぜるだけという人もいるくらいです)

炒めすぎると、粘りが出てきますし、
麺がくっつく原因になります。

フライパンに麺を入れた後は、
急げー急げー!です。

 
 

沖縄の人は、「ほんだし」を使う人が多いんですが、
ソーメンチャンプルーの場合は、多用は禁物です。

色が移っちゃいますからね。
やっぱりそうめんは白い方がいいですから。

また、同じ理由で、醤油を使う場合にも、
色がつきすぎないように少量にしたいですね。
 

味付けは、基本的に塩です。

好みで胡椒、少量の醤油。

刻みのりや、錦糸卵、紅しょうがを
混ぜて食べるのもおいしいですよ!


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ソーメンチャンプルーの麺がくっつかない裏技

と、そうめんがくっつかずに
ソーメンチャンプルーを作るコツを書いたわけですが、

それでもうまく作れないという人もいるかもしれません。

使っているそうめんの質にもよるとは思うんですが、
ここで裏技をひとつこっそりとお教えします。

 
 
 

実は、最も簡単にソーメンチャンプルーの麺を
くっつけずに作る方法とは…

 
 
 

ゆでたての麺を使わないってことなんです…

 
 

食堂などで、ソーメンチャンプルーがたくさん出るところは、
茹でて油をまぶして、冷蔵庫に入れたりしているところもあるんです。

茹でる時間がかからない分、早く作れますからね。

そういうところでは、不思議と麺はくっつかない。

 
…ということに、ある時気がついて、
もしかすると…と思って家で試してみると、
 

麺がくっつかな~い♪
 

不思議ですな。
麺が油を吸って、表面に膜をつくって
くっつきにくくなっているんでしょう。

早く作れるということと、
くっつかずに作れるという
2つの長所を兼ね備えた裏技です。

おばぁたぁは凄いね。

 

そしてもう一つ。
テフロン製のフライパンを使うということ。

なんだかつまらないかも
しれませんが、これ強力。
 

ソーメンチャンプルー味付けのバリエーション

ちょっとインチキすると、市販の
「沖縄そばダシ」などを使って、
味付けをしてもおいしいですね。

豚の出汁、カツオの出汁、シーチキンの油、
の旨味が入りますし、味付けもすばやく
決めることが出来ます。

少量の水分が入ることによって、
つるつると食べやすくもなりますな。

他にも、シーチキンではなくて、
サバ煮缶(水煮)などで作る人もいますね。

これもうまい。

 

さてここで、ちょっと変わった味付け方法をご紹介します。

スクガラスの瓶に入った漬け汁を調味料として使うというもの。

スクガラスとは?

スクガラスの漬け汁は、いわゆる「魚醤」です。
魚醤とは、魚から作った醤油であり、日本や世界各地に
存在する調味料です。例えば、ナンプラーやしょっつるなど
がありますね。

ソーメンチャンプルーを作る際に、
スクガラスの漬け汁で味付けするわけです。

スクガラスの旨味の加わって、ひとあじ違う
ソーメンチャンプルーが出来上がります。

スクガラスのエキスがたっぷり含まれている漬け汁ですから、
使わずに捨ててしまうのはもったいないですよね。

栄養も豊富ですし、調味料としても
使えるので、チャレンジしてみてください。

できれば、漬けてから時間がたったもののほうが、
風味がでます。

においが気になるのならば、薬味をのせて!

 


…と、いうことでソーメンチャンプルーをくっつけずに作るコツを
紹介させていただいたわけなんですが、

こんなにも沖縄で消費されている「そうめん」が、
実は沖縄では作られていないんですよねぇ。

いつも不思議に思います。


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やま

沖縄在住40代うちなーんちゅです。沖縄や食べ物に関する話題が多くなると思います。不定期更新ですが、ゆたしく!

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