沖縄は雨の日が多い!?
…なんて、聞いたことのある人も、
いらっしゃるかもしれません。
特に、これから観光をなさろうとしている方には、
沖縄の天気が、気になってしょうがないでしょう。
…ここで、残念なお知らせがあります。
実は、沖縄は、全国的に見ても、
快晴日が少ない地域なんですよ!
降水日数 ‥118日 / 47都道府県中13位
さらに、2010年の統計では、
全国一快晴日が少なく、
1年のうちの、たった8.9日しか、
快晴日がなかったんです!!
沖縄と言ったら、青い空!青い海!
ってイメージなんですけどね…
…などと、沖縄が実は、
”晴れの日”が少ない地域であると、
結論づけている意見を、よく見かけるのですが…
私は、この統計で、沖縄が、
”晴れの日”が少ないと言えるのかというと、
必ずしも、そうではないと思います。
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「快晴」とは、
空に雲がほとんどない状態のことをいいます。
(1=空全体に占める雲量、およそ1割)
沖縄は、周りを温かい海に囲まれているため、
雲、特に積乱雲が発生しやすい地域です。
例えば、上の写真のような、
空と雲の状態の日が、多いです。
だから、実際には雨が降っていなくとも、
1以上の雲があれば、
「快晴」とは、もちろんカウントされません。
これは、当然のことながら、
観光に影響を与えないですよね?
だって、晴れているんですから!
そして、「降水日数」とは、
1日で、1㎜以上の、
雨が降った日の数のことをいいます。
沖縄は、南国特有の、
スコールのような、雨の降り方も多いんですね。
つまり、さっと降って、
すぐに晴れ渡ることも多いんです。
しかし、そのような雨であっても、
降水日数に含まれるわけなんですね。
当然、このような雨の降り方も、
それほど、観光に影響するとは思えません。
実際に、晴天の日を加えた統計では、
快晴日が全国最下位だった2010年でも、
1年のうちの211日が、晴天だったとされています。
(2~8=空全体に占める雲量が、およそ2~8割)
ですから、沖縄の、イメージとして正しいのは…
”青い空!青い海!”ではなく、
”青い空!青い海!白い雲!”なのかもしれませんね!
気象台の発表によると、沖縄への、
月別の平均の台風接近数は、次のようになります。
月別の平均の台風接近数 | 那覇 | 沖縄全体 |
---|---|---|
7月 | 0.6個 | 3.6個 |
8月 | 0.9個 | 5.9個 |
9月 | 1.0個 | 4.8個 |
10月 | 0.5個 | 3.6個 |
こうやって見ると、那覇に来る台風って、
意外と少ないと思いませんか?…
少し、安心しましたでしょうか?
あなたの観光が、晴天でありますようように!!
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