これって帯状疱疹?皮膚に痛みのある赤いブツブツが出たら!

年末年始めちゃくちゃ忙しすぎて、
かなり疲れがたまっていた私。

娘と風呂に入っていると、

「パパ!ここどうしたの!?」

なんて聞くから、見てみると
赤いブツブツが脇にできてました。

脇にできた帯状疱疹

「うーん?なんだろうね。
虫刺されかなぁ?」

別にたいして気にもしてませんでしたが。
次の日から痛みが!!

妻に聞いてみると、

「もしかして、それ帯状疱疹じゃない?」

と言われました。

「タ、タイジョウホウシン??」

何それ!?初めて聞く名前。

 
俺、死ぬの?

 

実は義理の母も、以前帯状疱疹に
かかったことがあるそうで、
妻は「もしかしたら」と思ったそうです。


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帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(すいとう)
・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。

ヘルペスウイルスの一種のようですね。

子供の頃に、このウイルスに感染すると、
水ぼうそう(水痘)になります。

つまり水ぼうそうと同じウイルスなんです。

 

「でも、水ぼうそうなら小さいころにかかったよ?
一度かかったら、もうかからないんじゃなかったっけ?」
 

なんて思いましたが、確かに
水ぼうそうは一度しかかからないみたい。

 

はじめてこのウイルスに感染したときは、
「水ぼうそう」として発症するってことみたいです。

このウイルスは、水ぼうそうが治った後も、私達の
脊髄(せきずい)の神経節(神経と神経の中継地点)
にひそんでいて、それが再び暴れだしたときに
帯状疱疹として発症するようです。

ですから、帯状疱疹は子供に少なく、
成人や高齢者に多くみられます。

帯状疱疹はどんな症状ですか?

発熱を伴い、身体全体に、小さい水疱(水ぶくれ)が
たくさんできるのが帯状疱疹の特徴です。

虫にさされたような赤い斑が出て、
少し腫れます。

しだいにその赤い班の中央に、
小さい水疱が現れます。

この小さい水疱がいくつも集まって塊となり、
身体の左右どちらかの神経の支配領域に並んできます。

身体の左右どちらかに現れるというのも、
帯状疱疹の症状の特徴です。

私も身体の右側だけに胸から背中にかけて、
赤い水疱があらわれました。
 

そして、その小さい水疱は、ある神経の支配領域に沿って、
帯状に並んで見られ、その部分に強い痛みを伴うのです。

初期症状は、神経痛に似たピリピリとした「傷み」です。

 

痛みの程度は人によって様々で、
一般的に若い人は軽く、
高齢者は強いと言われています。

痛みのために、夜も眠れないという重症の人もいます。
通常、皮膚症状は痛みに遅れて2.3日後に出ます。

 

私の場合には、皮膚の症状が出る2.3日前あたりから、
皮膚に触れると、「痺れ」るような感じがありました。

痛みはそれほどありませんでしたが、
「ちょっとおかしいぞ??」という
自覚症状がありました。
 

赤い発疹に気がついてから、
神経痛のような痛みがでました。

皮膚表面の傷みは、火傷した時みたいな感じでしたが、
我慢できないほどの痛みではありませんでした。

しかし私が辛かったのは、
筋肉痛のような痛み。

高いところに手を伸ばしたり、
手を左右に動かすときに激痛が!!

帯状疱疹には、後遺症が出る場合があると
聞いていたので、本気で心配しました。

 

帯状疱疹はどんな時に発症するの?

可能性としては、

水ぼうそうにかかった全ての人が、
帯状疱疹が発症する可能性があります。

ただし、発症しない人の方が多く、8人に1人
程度の割合で、発症すると言われています。
 

帯状疱疹は、体の免疫力が低下している状態
の時に発症しやすいそうです。

身体の免疫力が低下する原因としては、

  • 老化
  • 疲労
  • ストレス
  • 外傷
  • 免疫機能を抑制する薬剤の使用

 
などが挙げられます。

私の場合は疲労であったと思いたい…
老化なんかではなく…


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帯状疱疹は治るの?

帯状疱疹が発症しておよそ
2~3週間で皮膚症状も痛みも治ります
 
しかし、やっかいなのが後遺症

人によっては、後遺症として
痛みが残る場合があるんです。

 

皮膚の知覚神経が初期に障害され、その程度によっては、
半永久的に続くこともあるそう。

それが「帯状疱疹後神経痛」というもので、
ピリピリする焼けつけるような痛みがあります。

稀に運動麻痺もみられることもあるようですから、
帯状疱疹の後遺症は、かなり苦しいもののようです。

皮膚症状が出て、3週間以内に顔面神経痛麻痺や
非尿障害などを生じることがありますから、
軽く考えてはいけません。

帯状疱疹かな?と思ったら、
まずは皮膚科へ!!

帯状疱疹の治療

帯状疱疹の治療は、初期症状の痛みや皮膚症状を、
改善することと、後遺症としての帯状疱疹後神経痛、
運動麻痺や瘢痕などの発症を予防することです。

一般的には、皮膚症状があらわれてから
5~7日目までにウイルスが増えるのを抑える
抗ウイルス薬」を使用することにより、

傷みや皮膚症状の改善ばかりでなく、
後遺症の予防にも役立ちます

また、痛みを抑えるための鎮痛剤
処方されます。

(私は痛みが我慢できる程度だったので、
処方された鎮痛剤は使用しませんでした。)

運動麻痺が予想される場合や、重傷な場合、
内服のステロイド剤を併用すると、症状を
軽減することが出来るようです。

重症な場合や、高齢者などは入院して
治療を行うこともあるようです。
 

私は幸いにも「帯状疱疹」について
知識がある妻がいたので、

症状が軽いうちに皮膚科にいき、
薬を使用開始することができました。

もしかすると、そのことが
症状が軽くて治まった理由なのかもしれません。

皮膚症状があらわれてから、
早い段階で抗ウイルス薬を飲むことで、
後遺症の予防にもなるそうですから、

「もしや!?」

と思ったら、まずは皮膚科へ!
治療をしないと、重症化するケースも
あるそうですよ!!

まとめ

帯状疱疹の特徴

  • 身体の左右どちらかに赤い発疹、疱疹ができる
  • 痛みを伴う

治療は早い段階で!

早い段階で、帯状疱疹の治療に取り組むことにより、
痛みや皮膚症状の改善ばかりでなく、後遺症の
予防にもなる!!

 

痛みの程度は人によって様々で、
一般的に若い人は軽く
高齢者は強いと言われています。

 
ということなので、
痛みが軽かった私は、
「若い」ということになるのだな。

はっはっは!

は~ぁ~(ため息)


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