どうも、貧乏くさい話になるが、
魚の皮を買ったりすることはあるだろうか?
皮だけである。
皮付きの切り身ではなく、
皮だけ。
スーパーでは、まあ売っていないだろう。
沖縄の昔からやっている、魚屋なんかだと、
今でも、魚の皮なんかを売っていたりする。
(色んな魚の皮が混ざっている)
ま、聞かないと出さないかもしれないけどね。
で、大量に買っても¥500とかくらいなのだが、
魚屋のおばあと、顔見知りになったりすると、
「だー、兄さん、これも持っていきなさい。」
だなんて言われて、
買ったものよりも、絶対高いだろーってほど、
大量の魚のアラを貰えたりする。
おばぁに感謝だ。
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魚の皮には、その魚独特の「あじ」がある魚も多い。
皮の部分が好きな人にとっては、それが「うまみ」だし、
苦手な人にとっては、「クセ」や「臭み」とも言える。
果物や野菜などの、
「皮」の部分に、栄養は多く含まれるということを、
聞いたことがあると思う。
それは、魚の皮に関しても同じ。
もちろん、魚の種類によっても違ってはくるが、
魚の皮や、皮と身の間の皮下脂肪には、
ビタミンAやビタミンB群、ゼラチン質などが豊富に含まれているのだ。
…とはいっても、普通に魚を食べたとしても、
食べる皮や皮下脂肪部分の量は、ごく僅か。
それじゃ、あんまり意味ないよね。
しかし、皮だけを大量に食べることが出来るのならば、
かなり栄養補給できるんじゃないのか?
特に私のように、皮が好きな人には、
超おおすすめな食べ方があるので、紹介しよう。
皮を料理するには、
- 焼く
- 揚げる
- 湯引きする(熱湯に通す)
という調理法が、とられることが多い。
皮をぱりぱりに焼くと、うまいよねぇ。
皮だけを、ぱりぱりに焼いたのを、
サービスで出してくれる、居酒屋や小料理屋なんかあったら、
それだけで、通っちゃいそうなくらいだ。
…しかし、家でやってみようと思うと、
皮だけをぱりぱりに、焼くのは、
結構難しいんだな。これが。
目を離すと、すぐに焦げるし、
中途半端だと、全然うまくない。
あと、皮をから揚げにするのもうまいねぇ。
カリカリに揚げた皮せんべいは、最高!
皮を気持ち厚めにひく魚だと、
(皮の下に筋や血合い、が多い魚)
皮下脂肪が多く残っているので、特に皮はうまい!
ガーリックパウダーを多めにふって、
塩コショウ、好みで醤油を加えて、
片栗粉をつけて揚げれば、まじでうまい1品のできあがり!
…だけど、家で油を使った料理はちょっと…
なんて方もいると思う。
しかし、これから紹介する
料理(?)は、簡単にできて、
尚且つ、うまい!!
さらに、超安い!!
簡単すぎて、申し訳ないが、
これが絶品!魚の皮の酢醤油和えだ!!
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魚の酢醤油和えのレシピ
実はこれ。
魚屋のおばぁに、食べさせてもらったのが、
あまりに美味しくて、習った作り方なんだけどね。
まず、買ってきた大量の皮を、
湯がいて、水洗いし、
適当な大きさにカットして、水けを切る。
そして、調味料で和えるだけだ。
- 醤油
- マルコメ酢
- 砂糖
- ワサビ
(マルコメ酢は、沖縄の卓上酢として普及している醸造酢で、
沖縄で「酢」といえば「マルコメ酢」のことだと、言ってもいい。
ちなみに、普通の酢に比べて4,5倍くらい酸っぱい。)
ちなみに、私は砂糖の代わりに、
普段から貯め置いている、
コーヒーを買う時にもらう、シロップを使っています。
(どこまで、貧乏くさいんだか…)
で、ワサビを利かすことがポイント!
できれば粉ワサビ。
(どこまで、貧乏くさいんだか…)
できれば、コーレーグースか七味唐辛子なんかも、
加えると、さらにうまいんだなぁ。
これは、酒の肴にもピッタリで、
本当にお勧めだから、
一度お試しあれ!
他にも、ポン酢や紅葉卸(もみじおろし:唐辛子と大根をすりおろしたもの)、
酢味噌和えにして食べても、絶品だ!
ちなみに、魚の皮も冷凍保存が効くので、
貯め置いて作るのも、いいかもね。
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