鰹節年間消費量断トツの沖縄!超インスタントな薬膳料理とは!?

沖縄のかつおは、本土で獲れるかつおよりも脂が
のっていないため、鰹節を作るのに向いているのだそう。

沖縄でかつお漁で有名な地域は、宮古と本部町。

かつては、宮古の伊良部島や池間島などに、
70以上もの鰹節工場があったそうです。

かつお漁も盛んで一時は、漁獲高が焼津市を
上回る年もあったんだそうです。

しかし現在は、後継者不足などにより、
かつお漁も鰹節生産も衰退しています。
工場も数件しかありません。

それなのに!
それなのにですよ!!

沖縄は鰹節消費量日本一なのです。
しかもなんと!

2位の静岡と比べても倍以上の開きがあるのです。
全国平均から比べると、なんと
約4倍もの消費量をほこります。

※総務省統計局家計調査平成24年度より
※ただし以前はもっと消費量が多かったのです

沖縄では、鰹節をたっぷりと使って
料理することが多いんですよ。


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沖縄のスーパーには大量の鰹節が並ぶ

沖縄のスーパーの鰹節コーナーを見ると、
実に様々な鰹節が並んでいます。

しかも大容量パックがずら~っと並んでるのです!!

沖縄のスーパ―鰹節売り場画像

花かつおに、荒節、血合い入り、血合い抜き、
厚削りなど、数も種類も豊富なラインナップ!

ちなみに、沖縄では荒節などの乾燥度の低い、
柔らかめのものが好まれているようです。

一説によると、鰹節の日本における最古の起源は
沖縄にあるとも言われているんですね~。

真実はわかりませんが、
うちなーんちゅとしては、
この説を推したいところです。

鰹節をたっぷり使うのは昔から

中国や日本、諸外国からの影響を受け、
かつての琉球は独自の食文化を育みました。

なかでも中国の「医食同源」の考えに影響された
琉球王朝の宮廷料理は、薬膳志向の強いものでした。

素材の持つ「薬効成分」を煎じることで
抽出して「くすり」として利用していたのです。

そして、素材の薬効成分を最大限に抽出する工夫によって、
素材の「うま味」を引き出すことにも繋がったわけです。

つまり、沖縄の伝統的な料理は、薬膳でありながらも、
出汁の利いた「旨味」の強いものでもあるのです。

中国では鰹節は薬効があるとされていました。
身近に手に入る鰹節を利用しないはずがありません。

その流れがあって、現在でも鰹節をたっぷりと使う
県民嗜好や習慣が残っているのかもしれません。

沖縄で鰹節の使用量が多いもう一つの理由

沖縄は出汁をたっぷりと使った料理が
多いということは事実です。

しかし、鰹節の使用量が多くなる理由には、
もう一つあると私は考えています。

実は鰹節や昆布は、硬水では出汁がでにくいのです。

沖縄の水は硬水のところが多いですから、
もしかすると、そのあたりのところにも、
沖縄の鰹節消費量が多い理由があるのかもしれません。

※ただし、本土の硬水地域において、
鰹節の消費量が多いということはないようですが。


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鰹節を使ったインスタント薬膳料理「かちゅーゆー」

そんな沖縄の料理には、鰹節を使った
超インスタントな薬膳料理があります。

それは「かちゅーゆー」という料理(?)
※かちゅー:鰹 ゆー:湯

お椀に厚く削ったかつお節を
たっぷりと入れ、味噌も入れます。

そして煮立った湯を注ぎ入れ、
ふたをしてしばらく待ちます。

全体を混ぜて飲むと、体がポカポカと温まる
「かちゅーゆー」の出来上がり!

(おろしにんにくを入れたり、卵を入れたり、
様々なバリエーションが作れます。)

超インスタント!

ん?あまりに簡単すぎて、
有難みを感じませんか?(笑)

削りがつおをお椀一杯に
入れるというのが、ポイントです。

風邪のときや二日酔い、疲れた時などに
おすすめの超インスタントな薬膳料理ですよ!

かつおだしの凄すぎる効能

カツオは一生休むことなく泳ぎ続ける魚です。
そのため、その鰹のパワーの秘密は何なのか、
さまざまな研究も続けられてきました。

そして、研究の結果かつおだしには、
疲労回復効果があることがわかったそうです。

しかし実は、かつおが休むことなく
(実際には休みもするんですが)
泳ぎ続ける理由は、死んでしまうからなのです。

魚は「えら」を開け閉めすることによって、
水の中の酸素を取り入れて呼吸をします。

しかしマグロやカツオらは、
エラを開閉することができないため、
泳ぎ続けることによって、酸素を含んだ
海水をエラへ取り込むのです。

そのため、泳ぐのを止めてしまうと、
窒息死してしまう
んですね。

カツオには疲労回復の成分が…
うんぬんというよりも、かつおは止まったら
死んでしまうから泳ぎ続けているだけなんです。

ですから…

鰹は泳ぎ続ける

スーパーパワーがあるに違いない!

かつおを食べると疲労回復の効果があることがわかった!

 

っていうのは、ちょっとこじつけっぽいですよね。
だって、他の魚だって、そのように研究してみれば、
疲労回復成分が含まれている可能性だってあるわけですから。

ただ、こじつけであったとしても、
たまたま発見しただけであっても、
鰹のだしには「疲労回復」の効果が
あることは確かなようです。

  • かつおのだしには、アミノ酸や抗酸化物質が豊富に含まれているため、肉体疲労の様々な症状や血流の悪化を改善する効果がある。
  • かつおだしを継続して摂取すると精神的、肉体的に疲れにくくなる

という試験結果も複数報告されています。

AJINOMOTO味の素さんの研究でも

  • 乾燥肌・荒れ肌改善効果
  • 眼精疲労回復
  • 抗疲労効果
  • 抗ストレス効果
  • 気分・感情状態改善効果
  • 末端血流改善効果
  • 脳内における血流改善効果

http://www.ajinomoto.com/jp/kenkyujo2/katsuo/katsuo.html

などと、実に様々な効果が、
かつおだしにあることを発表しています。

沖縄は、このように効果の高い
鰹節を薬膳としても多用してきたのです。

体調のすぐれない時にでも、簡単に作れる
即席薬膳料理「かちゅーゆー」。

美肌やうつにも効果があるとも言われます。

お茶を沸かす気軽な感じで、「かちゅーゆー」
飲んでみてはいかかでしょうか?


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投稿者:

やま

沖縄在住40代うちなーんちゅです。沖縄や食べ物に関する話題が多くなると思います。不定期更新ですが、ゆたしく!

「鰹節年間消費量断トツの沖縄!超インスタントな薬膳料理とは!?」への1件のフィードバック

  1. 沖縄料理で最も目まぐるしく多様化してるのはやはり汁物か 琉球民族の身体は鰹節で出来ている

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